【子供の歯・治療に関するQ&A】



永久歯が生えてきたのに乳歯が抜けないのですが?
   永久歯は乳歯の根を吸収しながら生えすすむので、通常は自然と抜け落ちます。なんらかの理由で、うまく根が吸収されずに、乳歯がいつまでも残ってしまう場合もありますが、そのうち自然と抜けることがほとんどなので、しばらくは様子をみましょう。どうしても気になるようでしたら乳歯を抜く場合もあります。

指しゃぶりは歯並びに影響しますか?
   3才ぐらいまでの指しゃぶりについては、あまり問題はないと考えられてるので、それほど神経質になる必要はありません。ただ、程度が強かったり、5,6才をすぎても続く場合には、歯並びに影響することもありますので、大学病院で専門医に一度相談することをお勧めします。

歯ぎしりをするのですが?
   ストレスや歯並びが原因と考えられていますが、子供の歯ぎしりはよくあることで、それほど心配はする必要はありません。歯がすりへってしまうほどひどい場合には、マウスガードをはめて寝るなどの対処法がありますので、歯科医院で相談してみて下さい。

歯医者嫌いにならないにはどうしたらいいですか?
   大人でも歯医者に行くのは嫌なものです。まして、小さいお子さんが初めて訪れた歯医者で、いきなり削られて痛い治療をされたのでは、歯医者に対する恐怖心が強くなってしまいます。神経を抜く治療など痛みの強い治療を、小さいころに経験したために、一生歯医者嫌いになってしまう人もいます。痛みを訴え始めるのは、むし歯がかなり進行してからです。早期のむし歯なら、痛い思いをせず、短時間で治療を終えることができます。歯医者に慣らすためにも、むし歯のないうちから、定期的に検診を受けると良いでしょう。

フッ素は虫歯予防に効果がありますか?
フッ素は虫歯の予防に有効であると認められています。水道水へのフッ素添加は日本 では実施されておりませんが、世界56ヶ国で虫歯予防法として実施され効果をあげ ています。フッ素による虫歯予防法としては、フッ素入り洗口剤によるうがい、フッ 素入り歯ミガキの使用、歯科医院での歯への直接塗布などがあげられます。特に子供には効果があるようです。副作用に ついては、フッ素を一度に飲むと下痢や嘔吐などの急性症状が出る 場合があると言われておりますが、フッ素入り洗口剤でいうと、何千ccも一度に飲まない限 りは大丈夫です。子供が洗口剤を誤って少量飲みこんだとして もほとんどは尿として排泄されますのでご安心下さい。

虫歯の進行止めの塗布について
乳歯の軽度な虫歯の場合には進行を抑制するためにサホライドという進行止めを用います。 1〜2歳児では、ある程度大きなむし歯でも、 治療の時期を遅らせるために、塗布する場合もあります。 進行止めを塗ったからといってむし歯が治るわけではありません。 2〜3ヶ月に1回塗布し、経過観察し、必要に応じて処置を行ないます。進行止めは 塗った直後は色は付きませんが、 銀の沈着によって、 徐々に黒く着色してきますので、前歯に塗布すると、目立つ場合もあります。

乳歯はむし歯になりやすいと言うのは本当ですか? 
乳歯は、永久歯に比べてエナメル質、象牙質がうすく、柔らかいので、むし歯になると、 進行がはやく、5〜6ヶ月で神経まで進むこともあります。 フッ素を塗付しておくと、歯質が強化されるのでむし歯予防に効果があります。 また、普段からお母さんがまめに口の中を観察して、早期に発見することが大切です。

ころんで歯をぶつけてしまった。

先端が欠けた場合は白い材料でかけた部分を足すことができます。途中から折れてしまった場合には神経に影響がなければ修復できます。 大きく折れてしまった場合神経を抜く場合もあります。ぐらぐらしている場合には、必要に応じて固定をして、何日か安静にして様子をみます。歯の色が黒ずんできたら神経が死んでしまっているので神経を抜きます。また、歯が 抜けてしまった場合は、再び植え込める場合があるので、こすらずさっと水洗いして元に戻すか、 頬の中に入れる、牛乳につけるなどして、一刻も早く歯科医院で処置を受けて下さい。

 


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